冷蔵庫でスピード冷凍
冷蔵庫は上手に使えば,買い物や料理の手間の短縮にもなりますし,料理の幅も広がり,腕も向上するものです。
冷蔵庫の機能の中で,近年特に注目されているものの一つが<スピード冷凍>機能。では,どうしてこの<スピード冷凍>が重要なのでしょうか?それは食品の細胞の性質にそのヒミツがあるのです。
食品,特に生鮮食品がで冷凍されるプロセスでは,当然のことながら,細胞中の水分が氷結していきます。このプロセスがゆっくり行われると,細胞中の水分は大きな結晶に育ってしまって細胞膜が傷つけられます。その結果,解凍のときに傷んだ細胞膜から栄養分や<うま味>がドリップ(液汁)として流れ出てしまい,調理しても素材の持ち味を活かすことができず,実に味気ない料理になってしまいます。
冷凍で生じるこうした問題を解決してくれるのが<スピード冷凍>。スピード冷凍なら,細胞膜を壊すことなく冷凍することができます。そうすれば,ゆっくり解凍することで生鮮食品を美味しく味わうことが可能になるのです。よって,冷蔵庫をこれから買うという人は,できるだけスピード冷凍機能の付いた冷蔵庫を選ぶことが望ましいでしょう。
冷蔵庫のスピード冷凍機能を活用しよう
冷蔵庫の機能で,あると重宝するのが<スピード冷凍機能>。
スピード冷凍機能の付いた冷蔵庫があると,食生活において,大幅な時間の節約が実現できます。というのは,スピード冷凍によって,食材や調理済みの食品を,味を劣化させることなく保存できるようになるため,特売日や空いた時間のまとめ買いや,大量の作り置きおよび下ごしらえが可能になるからです。
特に疲れて帰ってきたときは,買い物や料理も煩わしく感じるもの。でも,スピード冷凍で美味しく保存したものが冷蔵庫にあれば,調理済みのものをレンジで温めたり,下ごしらえ済みのものに火を通したりするだけで美味しい食事をすることができますね。
とはいえ,冷蔵庫での冷凍保存の際は,スピード冷凍機能以外にも,パッキングなどのテクニックが必要になるので,その点は注意しましょう。